生活保護とは?

私たちが日々暮らしていく間には、病気やケガなどにより働けなくなったり、会社の倒産やリストラなど何らかの事情のため生活が苦しくなって、どうにもならなくなるときがあります。このようなときあなたはどうしますか?誰かに相談しますか?ヤミ金に手を出しますか?そんなことをしていたら借金地獄に陥り、自己破産するかもしれません。
最も適当な手段が「生活保護」を利用することです。困っている程度に応じて最低限度の生活を保障しながら、自分で自分の生活を支えられるように援助するのが生活保護制度です。

生活保護とは憲法第25条に規定する理念(生存権)に基づき、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに自立を助長することをいいます。生活保護を受けるというと抵抗感がある方もいるようですが、最低限の生活ができない人間を放置せず、社会全体で支え合うべきであるという基本的観念があります。

高齢化社会に伴って高齢者の受給が増えているため多大な財政負担が発生しており、深刻な問題となっていますが、その反面、累進税率に基づいて徴収した税を財源として最も困窮している者に対して支給されるので、所得の再分配機能=格差是正効果も期待されています。

2012年8月 生活保護213万1011人

全国で生活保護を受給している人は8月時点で213万1011人となったことが21日、厚生労働省の集計で分かった。前月と比べて6342人増えた。受給者世帯数も同5230増の155万5003世帯で、いずれも過去最多を更新した。雇用情勢が厳しいことなどから、同省は今後も増加傾向が続くとみている。